2023年6月26日、提供会員連絡会で、前事務局長の渡辺淳子さんから講演をしていただきました。渡辺さんはSmileういんずにきた依頼に応えて、昨年度半年間、香港日本人学校に勤務されました。その時体験されたことを6枚の写真をもとにクイズ形式にして、楽しく分かりやすくお話してくださいました。
まず、6枚の写真が提示されました。特に興味をもった写真にフロアーから手を挙げてもらい、多い順に説明してくださいました。その中から、学校と飲茶の話を少し紹介します。
香港の学校では、渡辺さんは音楽担当の先生。全校全てのクラスの音楽を受け持ちました。ハロウィンの日には教師も子どもも仮装して1日を過ごすのだそうです。強制ではないので制服で過ごす子もいるそうです。日本では考えられませんね。
本場の飲茶の話も聞きました。レストランに入ると大きなボールが出てくるのですが、それは何とお茶碗を洗うためのものだそうです。「自己責任で食器を洗う。茶葉の埃落とし。食器を温める。」こんな理由からの習慣だそうです。
この他にもたくさんのお話をしてくださいました。異文化に触れることができた楽しい時間でした。
いつも頭を悩ましているのが活動費の捻出です。2023年度はチャリティーバザーという形で、いろいろなバザーに取り組み、少しでも活動費を捻出したいと考えています。
そこで、まず行ったのが花の苗のチャリティーバザーです。提供会員さんの伝手で、花農家から苗がたくさん集まりました。色とりどりに並んだ花の苗に、参加した提供会員さんたちは大喜び。どんどん手が伸び、あっという間に完売でした。
今後もいろいろな形でバザーを行い、活動費を捻出していきたいです。
Smileういんずの活動の様子をTVで紹介していただいてから(2022年7月21日:TeNYテレビ新潟、同12月19日:日本テレビ)いろいろな問い合わせが増えています。
〇大阪市在住ですが、学校をサポートする会員になれますか?
〇東京の小学校教員です。人手が足りなくて困っています。東京にもSmileういんずのような団体があったら紹介してください。
また、HP等をご覧になって連絡をくださる方もいらっしゃいます。他県の教員や元教員、教育系の書籍を出版された方から、仕組みやサポートの様子を知りたい、視察に行きたい等ご依頼もありました。また、賛同してくださった複数の民間会社から資金集めのサポートをしたいとか、協力し合えることはないか探りたい、等のお話もありました。
学校現場を学校以外のところから手助けする活動が全国に広がり、子どもたちの笑顔が増えていくといいですね。
Smileういんずでは提供会員連絡会を年に5回開催しています。そこでは、会員同士がサポートを行って感じたことなどを気軽に話し合っています。例えば、下記のようなことが話題になりました。
〇サポート開始時刻が登校時間と重なり、通勤の車が児童に接触しそうになってヒヤリとしました。→開始時刻を1時間目以降にずらしてもらうこにしました。
〇打合せの時間がなく、学習計画が分からないことがありました。課題を少し多く出していただくと早く終わった児童に渡すことができるし、解答があれば、みんなで答え合わせをすることができます。
これからも学校と相談し、より良いサポートをめざしたいと思います。
2022年8月28日(日)黒崎市民会館で提供会員連絡会を行いました。明鏡高校養護教諭の佐藤葉子様から「最近の保健室事情『こんな時どうする?』」という演題でご講演いただきました。
擦り傷や、打撲の手当てについて、ていねいに説明してもらい、これなら私たちにもできると自信をもつことができました。ワンランク上の手当てについても、具体的に対応の仕方を示唆してもらい、参考になりました。
参加した会員からは、次のような声が聞かれました。
・アレルギー対応の難しさを身に染みて実感しました。
・「偏見をもたず、その日の状態について丁寧に対応す る。」といういいお話を聞き、勉強になりました。
今後のサポートに生かしていきます。
佐藤先生ありがとうございました。